まちゼミ! 親子で楽しむ不思議なケンチクの歴史

クセジュの日常

(最終更新日

こんにちは。国社担当の濱中です。

先日、新松戸教室では初の試みとなるイベントを行いました。 それが「新松戸まちゼミ」です! 「まちゼミ」とは、プロならではの専門的な知識や情報、コツを伝えるという形でのお店と お客さんとの交流イベントです。 第1回となる新松戸でのゼミ講座では、親子で楽しめる教養講座として「建築の歴史と美しさの秘密」をテーマにしました。

例えばギリシャ首都アテネにはパルテノン神殿という建築がありますが、これは三角形・長方形・円柱と実に単純な図形から出来上がっています。小学生でも定規を使えば再現できるくらいの単純さです。不思議なのは、「それなのに美しい」ということ。果たしてこの建築の美しさはどこにあるのでしょうか? 実はこれ、自然界にも存在するある図形が関係しているのです。授業では数学の観点から、この建築の美を解明していきました。数学嫌いの私ですが、「数学は自然界の美を人間が再現するための方法」なのかもしれない・・・と、数学へのイメージが少し変わる機会になりました。

この講座では日本ではあまり知られていない、不思議で刺激的な建築家たちを紹介したいと思い、他にも「植物の曲線を取り入れた建築家」「ひとつも建物を作っていないのに高名な建築家」「建築は絵を描くように手軽につくられるべきだと言った建築家」などなどの作品を紹介しました。 最終的にはそれら作品を参考にしつつ、親子でオリジナル建築をデザイン。色鮮やかでかわいらしい建築の絵ができあがりました。こんな建物が街並みを作っていたら、今よりも世界がハッピーになるのではないか、と思えるような建築でした。 次回「まちゼミ」は

5月24日(水) 17:00~18:00@クセジュ新松戸教室

にて無料で行います(最終回です!)。対象は小学4年生以上の親子。クセジュ生である、なしの参加条件はありません! 上記のキーワードにピンと来る方はぜひご参加ください!!