パターンは10の360乗!?

クセジュの日常

(最終更新日


どうも。新松戸教室長の佐々木です。
写真は小4の生徒達が調べてきた「数シート」です。
現在NS(ナチュラルサイエンス)の授業で大きな数・小さな数を学んでいます。
もともと小4の生徒達は数が好きな生徒が多く、億、兆、京、その次は垓(がい)…
と言った大きな数の単位を知っていました。
さらには1のあとにゼロが68個もつく(10の68乗)無量大数という単位まで知っている生徒もいました。
ここまでだったら普通の知識、普通の算数の授業です。
私がやりたい算数は、単なる数字の計算ではなく、「意味を持った数字」を学ぶことです。数にたいして具体的なイメージを持つことができれば、それだけ数字と親しくなれるわけです。
では実際、無料大数ほどの数が世の中のどこに存在するのでしょうか?
そこで、小4の生徒たちと大きな数と小さな数の具体例を探しはじめたわけです。
すると見つかること見つかること…
ついには無料大数よりも大きな数が見つかりました。
例えば囲碁の打ち手のパターン数。これはなんと10の369乗。
無量大数どころではない大きな数ですね。
最近話題になっている将棋も手のパターン数で言えば10の220乗。
囲碁にはかないませんが、それでも途方もない大きな数です。
数を具体的なイメージとしてとらえることで、頭の中に数の感覚が養われます。
小学生のうちは、このようなホンモノに触れることがその後の大きな成長につながるのです。
次回の授業では生徒たちはどんな数を持ってきてくれるでしょうか?楽しみです。