中2特別講座「AL型学習法の習得~自分なりのAL型学習法をみつける~」

クセジュの日常

(最終更新日

こんにちは!我孫子教室で英語を担当している上大です。上に大きいと書いて「うえお」です。

今回のあびぶろは、6/24(土)に実施した、中2特別講座「AL型学習法の習得~自分なりのAL型学習法をみつける~」を振り返ります!

クセジュの「AL型学習法」は、クセジュ独自のもので、保護者会や説明会などの機会にご説明すると、いつも多くの方から賛同をいただいているものです。中には、「自分の会社の研修でも使いたい」という声もありました。

一般に言われている‘AL’というのは、Active Learning 、つまり講義形式ではなく、プレゼンテーションやディスカッション、グループワークなどを通して生徒が能動的に授業に取り組むもの。これは文部科学省が定義しているものです。生徒参加型の授業を導入しようという動きです。しかし、これは結局、子供たちにとって「ALの授業」と「ALではない授業」を作ることになります。それでは、本来の生徒の主体性を引き出す目的と結局ズレてしまう可能性があります。

一方、クセジュのAL型学習法は、子供たちに自身が『学校・塾問わず目的意識を持って授業に臨んでいく方法』です。つまり、一般に認識されているALは‘教師側の授業の工夫’であるのに対して、クセジュの場合は「生徒側が主体的に、授業における習熟度を最大限に引き上げていく」という取り組みなのです。

生徒たちは、得意教科なら「(新しく学ぶことの)理解と定着の場」、苦手教科なら授業内で「何が分かっていないのか」をハッキリさせ、後でやらねばならないことを明確にしていく、つまり「(わからないことの)確認と発見の場」として授業を意識します。ただ漫然と授業を受けるのではなく、自分の理解度を確認しながら授業を受けるところが最大のポイントです。

では、具体的にどうすればよいか。

その一例が「ノートの取り方」です。各教科の特性に合わせた統一の方法を伝授しました。

そして、今回の特別講座では、1学期間やってきたAL型学習法で、うまくいっていることとうまくいっていないことを生徒に考えてもらいました。

「授業をより一層集中して聞けるようになった」「学校の先生にノートの取り方を褒められた」「AL型学習法を始めてから先生の話をよく聞くようになった」とその効果を実感している反面、

「発音ばかりでALができない」「学校の先生がALをさせてくれない」「授業が速くてALができない」などの問題点が出てきました。

これらを踏まえて、今後使えそうなオリジナルのAL型学習法を考えていきました。

「曖昧なところに、とにかく‘?’をつける」
「苦手な科目は必ず1つ質問を考えるようにする」
「単元が終わったらまとめのページを作る」
「付箋を使う」
「授業のタイトルをつける」
「授業に対して難度レベルをつける」
など、個性溢れるアイデアがたくさん出ていました。中でも面白いのは「授業の難度を野球に例える」というものです(笑) 彼曰く、「んーこの問題は2ベースヒットかな」「今の先生の話はホームランだわ」というものらしいです。野球に例えるためには授業をきちんと受けなくてはならないので的は射ていますよね。

学校で学ぶことをもう一度塾で学ぶのは非常にもったいない。青春時代という限られた時間の中でよりたくさんのことを子供たちに学んでいってほしいと思います。学校で得られること、クセジュでしか得られないこと、この両方の「学ぶチャンス(Wチャンス)」を掴んでいくためにもAL型学習法を遂行させていきます。(もっと詳しくAL型学習法について知りたい方は、HPの特設ページをご覧ください。)

p.s. 体験講座をやっていますので、クセジュの授業に興味を持たれた方は是非是非ご連絡ください!!お待ちしております!