柳通です。
来る7月8日(土)に行われる、クセジュ創設者 管野淳一先生の特別講座についてご紹介します!
多くの方が青春時代に教科書で読んだことのある、あの話。夏目漱石『こころ』の特別講義です。
私も、思えば高1のちょうど今頃の季節、「ジメジメして来た時期に、なんてジメジメした話を読ませるんだ!」と思いながら『こころ』を読んだ記憶があります(笑)
まだ見ぬ「青春」に憧れていた私は、今の子供たちの言葉で言えば、リア充ストーリーこそが青春と思っていたので、「なんて暗い登場人物たちなんだ…、これは先生たちが生徒に青春に期待を抱かせず、勉強をさせるための策略だ」とまで疑ったものでした。
しかし、実際に青春期を過ごし始めると、まあ何て様々などろどろとした関係や感情が渦巻いていることか(笑)
だからこそ、青春が人間の精神的な成長に必要な経験、期間であると今は思うわけですが。
漱石は正しかった!
漱石は、やはり凄かった!
と、数年後には実感しました。
実感した時の衝撃は今でも忘れられません。
初めに読んだ時に自分の精神が幼すぎて理解しきれなかったことをむしろラッキーだったと思いました。
クセジュの生徒たちは、中2で『こころ』を読みます。
それに先駆けて、保護者の皆様向けに『こころ』を味わう特別講座を行います。
懐かしいあの頃の気持ちを思い出したい方、いまいち共感できず通り過ぎたという方も是非この機会にご参加ください。大人になり、今度は自分の子供が青春期に向かう今だからこそ味わえる『こころ』と漱石の魅力があるかもしれません。
皆様のお越しをお待ちしています!
管野淳一 特別講座 夏目漱石『こころ』を読む
開催日時:7月8日 土曜日 14:00~15:30
開催場所:クセジュ江戸川台教室