実は名政治家? 乱世のリーダーたち

クセジュの日常

(最終更新日

こんにちは、中1社会担当の石井です。

突然ですがこの写真、どこの城だかわかりますか?

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答えは、兵庫県にある姫路城です。その美しさから白鷲(しろさぎ)城としても知られる世界遺産ですね。
女性の幽霊が井戸の底から「1枚、2枚…」と皿を数える怪談がありますが、私は幼稚園の頃にこの話を聞いて、夜に一人でトイレに行けなくなった記憶があります。
その舞台となったのもこの城なんですよ(「お菊井」として現存していますが、網で完全に封鎖されてしまいました)。

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さて、今月の中1社会は姫路城ともかかわりの深い、安土桃山時代です(秀吉は姫路城の領主でした)。
この時代の面白さは、技術の転換にあると思います。

応仁の乱から続く乱世の中では、領地や城を守る技術が発達しました。例えば、堀や石塁といったものです。
これらの技術が農業に転換されていきます。
堀を作る技術は灌漑(川から田畑に水をひく技術)に活き、土塁を築く技術は堤防を建設する技術となります。
そうして農作物の生産量が増え、人口増加につながるという正のスパイラル(循環)が起きるのです。

この時代は、戦いのイメージが強いですが、政治や経済の面から見るのも面白いですね。
クセジュの授業では、政治家としての信長・秀吉をピックアップしたいと思います。