こんにちは!講師の松岡です。
いよいよ2月の最終週になりました。クセジュでは学校より一足先に、新学年が3月からスタートします。特に中3の生徒たちは受験の真っ只中。最後の追い込みを教室一丸となってサポートしています。松葉教室からも各高校の合格者が出ていますが、合格者速報はひと段落ついてからHPに掲載されます。楽しみにしていてくださいね。
中学2年生、1年生も学年末テストを終え新学年の準備をしています。今日も各学年の授業や補習がありますが、学年末テストを終えひと段落といった空気です。ここに心の準備をしてもらっていくのが私たち講師の仕事。子どもたちが自然と勉強に対してエネルギーを向けられるように様々な方向から刺激を与えています。
学年集会の様子。いよいよ受験まで1年をきったよ!という意識を持ってもらうための集会でした。
小学生も2月は年度のまとめのテキストを用いて学んでいます。小学5年生の文系科目(HS)では1月、2月と宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を扱いました。2ヶ月かけてじっくり一つの文学作品を読み込み、その中で比喩表現や宮沢賢治が問いかけている「ほんとうのさいわい」について皆で考えました。パッと答えが出る問題ではありません。皆でああでもない、こうでもないと話し合ったところで、『銀河鉄道の夜』を改めて読むと、一度読んだだけでは気がつかなかったヒントがテキストに散らばっていることに気がつきます。その瞬間、彼らも「ああ、そういう意味だったのか!」と目を輝かせてくれます。その上で自分でもまたまた考える。このようにクセジュの国語では講師がナビゲーターになりながら、じっくりと文章を読む力や書く力、考える力をつけていきます。
これから学年が進むにつれて、より深いことを楽しく学び骨太な学力をつけていこうと思います。よくクセジュでは卒業生が遊びに来てくれますが、以前大学生になった生徒がこんなことを言っていました。
「先生、そういえばこの前の大学の授業で先生とやったことが出てきたよ。懐かしくて面白かった。」
入試で燃え尽きない学力をモットーに授業をしていますが、こんな言葉を聞くと講師としてもやりがいが改めて湧いてきます。新学年が始まりますが、私も襟を正して多くを自身でも学びながら、彼らにも学ぶ楽しさを伝えていこうと思います。また新学年が始まりますが、改めてよろしくお願い致します。