終わった後こそ大事

クセジュの日常

(最終更新日

こんにちは。今回より月に1回「ちなみに!」を担当することになりました、講師の森と申します。よろしくお願いします。

 さて、今週の江戸川台教室はいつもと少し空気が少し違います。いつもは賑やかな授業前後もどこか静かで、あちらこちらで学校の教科書やワークを広げている様子が見られます。実は、江戸川台教室の生徒の多くは今週末に定期テストを向かえるため、教室全体が定期テストモードなのです。水曜日には何名もの生徒が授業のないにも関わらず塾に来て、自習している様子が見られました。

 では講師は、というと授業がないにも関わらず、定期テスト直前の生徒の家に電話をして問題を出しているようです。

 私は江戸川台教室に勤務して2年目になるのですが、定期テストシーズンになるとテストに向けて教室全体で盛り上がっている雰囲気は非常に良いものです。例えば先週、
「社会のワーク、終わった?」
「え、もう二周目だよ?」
「うそ、ヤバい! 早く終わらせなきゃ!」
といったような会話も聞こえました。聞いていて「早く終わらせて!」と思いましたが、このように塾に来て切磋琢磨できるのは素晴らしいことですね。

 ところでこのブログが掲載される頃には、多くの人が定期テストを終えて「定期テスト勉強頑張ったし、ちょっと羽を伸ばそうかな」などと考えているのではないかと思います。
でも、ちょっと待って!
そのまま定期テストの問題を鞄に入れたままにして、来週以降に返ってくる点数や順位に一喜一憂し、返ってきた翌日には定期テストがあったことなんかすっかり忘れてしまうなんてことはないですよね?点数や順位を見て、喜びや悔しさなどがこみあげてくるものと思いますが、その感情を次回の定期テストに生かしましょう!なぜこの問題が解けなかったのか、どうしたら解けるようになるのかという具体的な問題のことから、なぜこのような点数になったのか(良くも悪くも)、勉強のスケジュールや使ったワーク・テキスト、解いた回数など勉強の仕方について振り返ってほしいのです。そうすることで良い点数・順位だった人は次も良い点数や順位を取るができ、残念ながら思い通りにいかなかった人は、自分の勉強のどこが悪かったのかを振り返ることで、次の定期テストでは良い結果を取ることができるでしょう。自分で考えても分からない人は先生に相談してくださいね。

 中学1年生の皆さんは、初めての定期テストだったため、思いがけない失敗をしてしまったという人もいるかもしれません。でも、大丈夫です。挽回するチャンスはいくらでもあります。次からは、やり方を少し変えていきましょう。
 中学2年生の皆さんは、「この教科は苦手だから」と諦めずに、振り返ることから始めましょう。それが、成績が上がる第一歩になります。
 定期テストをきっかけに、自分の勉強を振り返ってみましょう!

 ちなみに、私は体育の実技テストが鬼門でした……