花丸な質問

クセジュの日常

(最終更新日

今日は中学3年生の授業日ですが、それ以外の学年もどんどん自習に来ています。
クセジュにいるからこそ、主体的な学習をするようになるというもの。
もちろん、自ら学ぼうとする姿勢だけでも素晴らしいものですが、それだけでなく、積極的に質問するようになってくれば花丸です。

そこで今回は、ある生徒の質問現場に突入です。

160620クセジュ柏教室

真剣な表情で先生の話を聞く生徒。これはクセジュでよく見られる光景です。質問に対応をしている先生はカメラに気づき、こちらにピースサインを向けてくれていますが(苦笑)

今回の質問は理科の質問だったらしく、どうもその内容を聞いてみると、なぜか古代ギリシャの学者アリスタルコスの名前が聞こえてきます。どうやらもう少し耳を傾けてみると、天動説と地動説の歴史についての授業を行っており、それに関する質問だった様子。コペルニクスやガリレオよりずっと前、すでに古代ギリシャには地動説を考え出していた人がいたということのようなのです。
アリスタルコスが地動説を考え付いたのは、太陽と地球と月との距離と角度の関係から太陽の大きさに気づいたからだという説明を横で聞いていて、私も思わず「なるほど」と頷いてしまいました。ちなみに、その角度と距離の関係を探っていくのには、高校で学ぶ三角関数にまで話題が派生するらしく、中学生に対しても
ここまで深い授業をやっているのかと、普段国語を教える自分も改めて身の引き締まる瞬間でした。

今後も深い授業で学問的興味をひきだし、自主学習、質問ともにどんどんできるように指導していきます。
どうぞよろしくお願いします。