こんにちは。新松戸教室の濱中です。
今回は小学部文系授業の様子から。
実はこの授業、少し「不思議」な授業なのですが、お気づきですか?
そう・・・・・・
なんと、生徒がひとりしかいない授業なのです。
猛烈な風邪の流行で生徒がみんな休んでしまった、というわけではないですよ。
実は、この授業は彼(参加した生徒)のリクエストを受けて実現した個人授業なのです。
中学2年生での国語の授業には「日本語」をテーマとしたものがあるのですが、前から言葉に興味を持っていた彼(小6)はカリキュラムのなかにそれを見つけ、「どんなことを扱うのか教えて欲しい!」と言ってきてくれたのです。
素晴らしい興味関心!
それだったら、いっそ授業をやろう!と行なったのがこの写真です。
日本語での「一人称」の豊富さから派生して、古代から17世紀頃までのヨーロッパ思想史など、かなり深いところまで踏み込んでいますね。
しかも、この個人授業は第二回・第三回と今も続いているんです。
彼だけでなく、生徒達の「知りたい欲」には日々驚かされます。先日もある生徒とニュース検定の問題を見ていたら、いつの間にかワラワラと生徒が集まってきていました。
そんな生徒達の「知りたい」という声に応えて、ひとり相手でも授業をするのは、講師にとっても幸福なことです。
知りたいことがあったら、もしくは自慢したい知識があったら、いつでも先生たちのところへ来て欲しいですね。