~緊急事態宣言を受けてクセジュもライブ映像配信に切り替えました~
皆さんこんにちは。クセジュはコロナウイルス感染防止策のため2月下旬から様々な取り組みをしてきました。
生徒たちは
〇平穏無事な日常が与えられていること
〇毎日学校に通うことができること、当たり前のように塾に通えること
これらのありがたさをしみじみ感じながら自分が何をするべきかを主体的に考えてくれています。
感染に対する不安や色々な行動が制限されることによって溜まるストレスに皆様日々苦しまれていると思いますが、4月7日政府の“緊急事態宣言”の発令をうけ、クセジュの授業は現在完全にライブ映像授業に切り替えています。
そこで映像授業の裏側をレポートしていきます。少しでも皆様の気分転換のお役に立てられればと思います。
4月に入ってライブ映像配信を中心に授業を行ってきました。そして4月13日からは各教室からの映像配信ではなく全体配信に変わりました。職員の安全を考慮し、交通機関を利用して出社するスタッフは全員自宅待機してもらい、映像授業の中ではサポーターの一人として授業を支えてもらっています。
クセジュは江戸川台教室と柏教室だけオープン!車で来ることができるスタッフのみで運営しています。中には徒歩や自転車で来てくれるスタッフもいます。頼もしい限りですね。自宅待機している職員、そして映像配信に直接かかわる職員が一丸となっております。クセジュの教育を継続し、色々な制約がある中でも「学ぶことのありがたさとすばらしさ、そして面白さ」を伝えるために我々がやれること、やるべきことをしっかり実行していきます。
さて全体配信になって二日目。本日は小学生の授業と中1、中2の授業があります。中学部の授業は全体配信に切り替わったこともあり大人数の授業です。特にクラス合同で行う授業は一時間目に出席をとるのがとても大変です。そして色々なトラブルも発生します。
〇映像ルームにログインできません。パスワードあっていますか。
〇IDとパスワードを忘れたので教えてください。
〇映像は見えますが音が聞こえません。
〇映像配信の時間を勘違いしていました。
〇ログインした時の教室名、名前の記入の仕方がわかりませんといった声が方々から聞こえてきます。それでも何とか解決して授業は始まります。
一方で自宅のWi-Fi環境が厳しかったり、デバイス(映像授業を見るための機器)が足りなかったりといった問題もあります。何とか保護者の皆様のご協力、そして余っているデバイスの貸し出しなどで、今のところ大きなトラブルなくライブ映像授業の配信は続いています。
皆とても新鮮かつ真剣に授業を受けてくれています。授業中に先生が指名した生徒のミュートを解除すれば発言もできます。発言したくてたまらない生徒も数多くいます。この新鮮な気持ちがいつまで続くのか・・・。
一方で映像を配信する側はかなり大変です。
①授業を担当する先生
②それをパソコン上で管理するメインホスト(授業のない先生が担当)
③メインホストを支える共同ホスト(授業のない先生又は自宅待機の先生)
④実際に映像授業に参加し、授業中に様々な問題を先生やメインホストに伝えるサポーター(主に自宅待機している先生が担当)
⑤出席している生徒たちを画面上で確認する先生(授業のない先生が担当)
⑥欠席者に電話をする事務スタッフ
1つの授業を配信するのに多くのスタッフの協力が必要なのです。まさにライブ映像配信チームが一丸となって少しでも高品質の授業を提供しようとしています。飛行機に例えると一番花形のパイロット、保安員として乗客の安全を守るCA、そして様々なグランドスタッフや整備士。それぞれの職場の人たちが連携し、かつ自分の担当業務に責任とプライドを持って臨む。
まさに映像配信の授業は「普段授業をする先生たちも授業が当たり前のようにできることのありがたさや多くの人たちによって支えらえていることに対する感謝の気持ち」を再認識させてくれる絶好の機会なのです。
先生たちもライブ映像配信のソフトの機能を最大限理解し、さらには周辺危惧を揃えさらなる質の向上を目指していきますのでご期待ください。
~ フォトギャラリー ~
メインホストを務める新松戸教室、佐々木先生と、慣れない手つきで共同ホストを務める松葉教室の川口先生
ライブ映像配信でも行うクセジュ恒例の漢字テスト!皆真剣に受けてくれています。そして正直に点数の申告もしてくれているようです。もしかしたら後ろに親御さんがいらっしゃるのかな?
今のところ一番大変な出席確認。特にニックネームやデバイス名(例えばiphoneのような名前)の場合はホストがチャットで生徒に直接名前の変更をお願いしています。気づいてくれない人もいますがその場合は欠席者電話で判明します。ログインできなくて困っている人もいるかもしれませんのでこの欠席者連絡は非常に重要なのです。
授業を担当した後すぐにサポーターとして様々な役割を担うクセジュ小学部HS(ヒューマンサイエンス)責任者、柳通先生。耳につけているレシーバーがポイントです。
授業の合間にホストとして映像授業の管理をする我孫子教室長、藤田先生。映像配信にもだいぶ慣れてきたようです。
ライブ映像授業を行う柏教室長の宮崎先生。常に相手にどう映っているかにこだわる授業のスペシャリストです。
柏教室英語科の村本先生。兄の車を借りての出勤。若さと熱意あふれる彼の授業は常に緊張感とリラックスが絶妙に入り混じった不思議な世界を創り出します。