1200語

クセジュの日常

(最終更新日

 

こんにちは。松葉教室で英語を担当している小川です。
中2のテーマは「極める」ということですが、

英語を勉強していると、「極めた」という実感を得ることは難しいですよね。
英語の単語数は全部で100万以上あるとされています。
世界中で使用されている言語なだけあって、そのバリエーションも豊富です。
日本でも津軽弁や博多弁など、様々な方言が使われていますが
英語も負けていません。
シングリッシュということばを聞いたことがありますか?
これはシンガポールで使われる英語の一方言が発展したものです。
シンガポールの公用語は英語に加え、
中国語、マレー語、
そしてタミル語(インドやスリランカで使われている言語)なのですが、
シングリッシュは、英語にそれらの言語が混ざっているので、
一見、英語だとは気づかないかもしれません。
たとえば、
Wah this durian so shiok, best lah!
これは、標準的な英語にすると、
Wow, this durian is very tasty, it’s awesome!
「わあ、このドリアンはとても美味しいね、すばらしいよ!」
という意味になります。
あらゆる土地で日々新たな単語や文法が生まれているのです。
雲を掴む気分ではないでしょうか?

どの分野も、極めようと思えば相当な忍耐と努力が必要なのは言うまでもありません。
しかし、「極める」にはコツがあります。
まずは範囲を決めることです。
範囲が定まらないと、何から手をつけていいのかわからなくて途方に暮れてしまいますよね。

たとえば、英語を極めようと思ったら、
まずは「中学校の単語はマスターしよう!」とか、
「学校のテスト範囲は確実に理解しよう!」などと範囲を決めてみましょう。
それを一つ一つ達成していけば、
気づいた頃には英語のプロフェッショナルになっているかもしれませんよ。
100万語のうち、1200語が中学校で覚えるべき単語の数だそうです。
これなら達成できそうではありませんか?