中2合同集会「大学を知る」

イベントレポート

(最終更新日

 去る12月14日、アミュゼ柏にて中2の合同集会「大学を知る」を、実施しました。大学とは何をしにいくところなのか。学部とは何か、学科とは何か。どうして高校受験でワンランク上を目指す必要があるのか。高校部長の倉林先生にも登場してもらい、大学入試関連の情報を説得力のある、リアルな形で伝えられたと思います。
  もちろん、お話の大部分はまだまだ先の大学受験の話。なかなか生徒も当事者意識を万全に発揮して話を聞くのは難しかったと思います。ただし、普段クセジュで教わっていることが、大学当局が求めている力と合致していること、今からしっかり5教科を学んでおくことが、結果的に今後の自分の選択肢を最大化させることなどは、会の後に実施したアンケートからも見えてきました。
  なかでも、生徒たちの印象に残ったのは、会のなかで実際に紹介した大学入試の問題だったようです。
 これは、2016年の東大の英語の問題で、一目で分かると思いますが「決まった答え」がない問題です。クセジュで普段から学んでいることが活かせる問題ということもあり、生徒たちも興味を持って取り組めたようでした。
  ちなみにこの問題、ちょうどこの頃にインスタグラムが流行ったことから、遠近法を利用した面白い写真に関する問になっているようです。「受験する学生が社会(世間)への関心を持っているかどうか」を大学側が重要視していることを示す一例と言えますね。

 このように、大学が求めている生徒像と、クセジュが育てたい生徒像は近い部分があります。生徒にとっては少し先のこととはいえ、現在学んでいることが大学入試にも繋がってくる、ということは実感できたのではと思います。
 中2の合同イベントもいよいよ来月が最後。最後にふさわしく、生徒にとって最も身近な「高校受験」や「高校とは何か」ということについて扱っていきます。我々講師も、これらのイベントを通じて生徒が受験校について主体的に考え、悩み、その上で最終的な決定をできるようにサポートしていきます!