新中1(小6)冬期講習(中学準備講座)授業レポート

 いよいよクセジュの冬期講習が始まりました。

 これから中学生になる小6の生徒たちは「中学準備講座」のスタートの日でもあります。

 さらに、12/25はクセジュが流山の江戸川台に初めて誕生した日でもあります。

 おかげさまで開校から38年目に突入しました。

 そんなクセジュにとって記念すべき日の今日は、全員がオンライン授業を受ける日になっています。

 クセジュのオンライン授業はライブ配信で行っています。

 先生と生徒たちがリアルタイムでやり取りをしているため、生徒たちは家にいながらも塾に来て授業を受けているかのような感覚になります。

 中学準備講座のオンライン授業は冬期講習が2回、1月と2月は月に1回のみ実施で、それ以外の授業はすべて対面で行っています。

 そんなわけで、クセジュの授業のもう一つのスタイルでもある、ライブ配信での授業の様子をレポートしたいと思います。

 算数では理系の責任者の池村先生が、手元を映すカメラを使って円周率の説明をしていました。

 生徒たちが持っているテキストを画面に移していたので、説明を聞きながらどんな作業をすればいいのかもわかりやすかったです。

 授業中、先生が様々な問いを生徒たちにしていました。

 生徒たちはチャット機能を使って先生に質問の答えを送ったり、時にはマイク機能をオンにして直接音声で答えたりしていました。

 先生も生徒からのチャットにその場で答えたり、生徒たちの反応を見たりしながら臨機応変にフォローをしていました。

 

 国語の授業の冒頭は文系の責任者の柳通先生が、生徒たちと画面を通してやりとりをしていました。

 生徒たちの雰囲気が良い感じに温まったところで、柏教室チーフマネージャーの土肥先生が登場。

   中学生で学習することを意識した韻文(詩)の授業をしていました。

 内容も難しく、スピードもそれなりに速い授業でしたが、生徒たちは一生懸命について行っていました。

 授業内でノートをとれない生徒がいるのでは…と心配していましたが、授業の最後に先生が「クセジュのフォローコンテンツに今日の板書をアップしておくよ」と伝えていました。

 「フォローコンテンツ」とは、オンライン授業を生徒たちが復習できるように、授業で使った資料や板書などをオンライン上で見ることができる場所のことです。

 オンライン授業を受けるだけで終わりにするのではなく、家庭学習と連動することでよりわかりやすく、効果的な授業になります。


 英語を担当するのは、クセジュ英語科責任者の鈴木健太先生です。

 今日は英語初心者クラスの授業ということで、英語の発音について説明をしていました。

 海外で生活していた健太先生ならではの「かっこよく英単語を発音する方法」も紹介していました。

 「かっこいい発音」に刺激されたのか、画面越しでも生徒たちが健太先生のお手本通りに発音をしているのが分かりました。

 オンライン授業では、全ての生徒がすぐそばで先生の上手な発音を聞くことができます。

 また、みんなの前で下手な発音するのがちょっと恥ずかしい…(私もそんなシャイな少年でした)と感じる人でも、自分の部屋で一人なら思い切り発音できるのではないでしょうか。

 もちろん、教えている私たちも生徒たちの発音を直接聞くことができるので、とても指導がしやすいです。

 オンライン授業というと「動画を観るだけ」「先生からの一方通行」「途中で飽きてしまう」などというイメージを持っている人も多いかもしれません。

 しかし、こんなふうにオンラインならではのメリットを活かし、教える側も工夫をすることで、生徒たちにとっても楽しくてためになる授業ができるのだな、と実感しました。

宮崎 和基