2024年度 第1回 小学部個性発掘プログラム・開催レポ

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こんにちは。
今年度の個性発掘プログラムがはじまりました。
今回のテーマは「食」や「料理」!

「食べること」は、生きていれば誰もが日常的に経験していることであり、最も大切で根源的な行為だと言えます。
それは同時に、何を、どのように食べるかという点で、すぐれて文化的な行為でもあります。
育った場所や地域、時代によって、食べるモノや料理のしかたは大きく異なります。
また、人間にとっては「食事」や「ごはん」であっても、動物には「えさ」をあげていることなどからも、「食」について、何か考えを深められるヒントがありそうです。
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食べられる「お城」のはなしやカレーライスのすごさなど、何げなく触れている日常の景色なかにも、さまざまな工夫、人間の歴史や英知が詰め込まれていることを参加した生徒たちには感じてもらいました。

今回の講座の最後に、生徒の皆さんには「食レポ」を書いてもらいました。
お家で昨日食べた晩ご飯のことでも、いちばん美味しかった一品のことでも、給食でお気に入りのあのメニューのことでも、とにかくそれを食べたことがない人が食べたくなったら“勝ち”!です。
「お母さんのから揚げ」なんて書いてくれて、読んだ誰かが食べたくていてもたってもいられなくなったら、それを食べに家庭訪問してしまうかもしれません。240528b2

今回は残念ながら参加できなかった皆さんも、是非「食レポ」にチャレンジしてみてください。
食べる前・食べているとき・食べた後の時間的な変化、盛りつけも含めた見た目の印象、音やにおいなどの感覚的な美味しさなど、言葉にしにくいことを何とか言葉にすることもすごく大切なことです。
読んでいたらお腹がすいてくるような素晴らしい「食レポ」お待ちしております。

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次回は「味」や「おいしさ」みたいな部分に焦点をあてて、6月22日(土)に開催予定です。
是非お楽しみに!

小学部責任者
川口 裕之

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