みなさんこんにちは!クセジュ理系講師の原薗です!
今月の新中1理科では、理科のルーツを学ぶということでアルキメデスの偉業について授業で扱ってきました。アルキメデスといえば、史上初めて浮力の原理を明文化したことで有名ですが(アルキメデスの原理)、数々の発明で国を守ったことでも知られています。海から敵国が攻めてきた際に、鏡で太陽光を反射し一箇所を加熱し船を燃やしたり、巨大な鉤爪を引っ掛けて船を転覆させたりして、敵の進軍を妨げたと伝えられています。
彼の発明の一つに、「アルキメディアンスクリュー」というものがあります。これは、らせんを通じて液体などを簡単に運ぶ装置です……と言っても、イマイチイメージが掴みにくいと思い、今回各教室で製作しました!
材料はこちらのペットボトルたち↓
これらをつなぎ合わせて……
ゴムチューブを巻き、水を入れたら完成です!
回転させることによって、このように外側のチューブの中を水が進んでいきます。
今から相当昔の人であるアルキメデスが発明したアルキメディアンスクリューは、現在でも様々な形で利用されています。
聞くところによると、石炭などの粒状の物の輸送にも活用さているそうです。
クセジュの授業では、時にはこのように座学に収まらない学びに挑戦します。実際にやってみるということは、時に数時間に及ぶ学びに匹敵します。
これからも様々な形での学びをお伝えしていきますので、よろしくお願いします。