クセジュの中2では2学期に入ってから「将来について考える」というテーマのもと、全教室の中2の生徒が集まる学年合同集会をアミュゼ柏のホールで行っています。
第1回の集会では社会で活躍しているクセジュ講師OBに来てもらい「社会で働くこと」についての講演をしてもらいました。そして、そうした社会に出ること(就職)にもつながってくる「大学」とはどのようなところか、また大学の勉強が社会に出てどのようにつながってくるのかなどを伝えていったのが今回の集会でした。
「大学」がテーマということでクセジュの高校部も全面バックアップ。クセジュ高校部の部長から、そもそも大学には何をしに行くところなのか、(中2の)今がどのように将来に繋がっているのかといった話もしていきました。高校生の大学受験指導に長年携わってきたからこそのエピソードも交えての話だったので、生徒たちもぼんやりとした「大学」のイメージがかなり明確になっていったようです。人生の選択肢を最大化していくため、そして根拠のある自信を持って社会に出ていくための大学、さらにはクセジュとしての学部学科の選択方法を、最初は「まだ先のこと」だった生徒たちも真剣に聞きいっていました。
現在行っている中2合同集会の最大の目的は生徒たちに“きっかけ”を与えることです。中2というと世間では“中だるみ”といったイメージがありますが、クセジュでは生徒たちが“何となく”感じていることを明確にすることであったり、(あまり知られていない)本当の情報を伝えたりすることで、自分自身に向き合い、中2の“いま”を主体的に過ごしていけるよう指導しています。実際、集会をきっかけに親子で将来のことについて話したり、高校について自分から調べたり、といったことをするようになったということが聞かれます。また、生徒によって“きっかけ”であったり“刺激”を受けたりする(仕事について、大学について、高校についてなど)内容が違うところも興味深いところです。