クセジュ誕生の地は今も昔も活気に満ち溢れている…

クセジュ誕生の地は今も昔も活気に満ち溢れている…

~小4ヒューマンサイエンス、小6ナチュラルサイエンス~

今日はクセジュ誕生の地でもある、江戸川台教室に来ています。

 ちなみに、私の講師人生もこの教室から始まりました。

 いつもは1つの授業にお邪魔していますが、今日は特別に2つの学年の授業にお邪魔しました。

 まずは小6ナチュラルサイエンスの授業を拝見。

 担当するのはクセジュの小学部、中学部、高校部と全ての学年を担当している岡先生です。

 これまで若い先生ばかりを取材してきたので、同年代の先生の取材はなぜかほっとします。

 

 今日は復習を兼ねた総合問題を扱う授業でした。

さすがベテラン、岡先生の解説授業はとても分かりやすかったです。

 一般的な塾の小6算数の授業は、中学を見据えて解き方中心の先取り学習が多くなりがちです。

 しかし、岡先生の授業は解き方を教えるだけの先取りはしていませんでした。

むしろ、算数の考え方を使いながら、中学校に行っても必ず役に立つ数学的思考の土台を作るような授業でした。

 私もこんな風に教えてもらっていたら、中学の数学でつまずかなかったのかも…

 授業のわかりやすさ以上に私がびっくりしたのは、生徒たちの真剣な姿勢です。

 もちろん、他の教室と同様に和気あいあいとした雰囲気はあります。

 しかし、いざ問題を解く、解説を聞くと言った時の生徒たちの切り替えの早さは、さすが伝統ある江戸川台の生徒、という感じでした。

 

 

 お次は小4ヒューマンサイエンスです。

 担当するのは江戸川台教室のチーフマネージャーで、クセジュ全体の国語科の責任者でもある濱中先生です。

 ちなみに、濱中先生は生徒としてもクセジュに通っていたため、人生の半分ぐらいはクセジュで過ごしているのではないでしょうか。

 授業で読んでいたのは「賢者の贈り物」、クリスマスシーズンにぴったりの物語でした。

 濱中先生の授業は文章の表現に焦点を当てて、イラストを使いながらイメージをつくり上げていくものでした。

 

 

しかも、イラストがうまい!

 濱中先生が生徒の時に、よくノートに描いていたお絵描きが、こんなところで役に立つとは…

 授業を見ていて良いなと思ったのは、生徒たちが間違うことなど恐れず、遠慮なく発言できる雰囲気があったことです。

 もちろん、中には思いつきで、ユニークな発言している生徒もいましたが。

 そんな生徒の意見も濱中先生が上手に拾い上げて、正しい読み取りへと誘導していました。

 

 江戸川台教室は、野田、柏(柏の葉)、流山(おおたかの森)と広いエリアからたくさんの生徒が来ています(もちろん、感染対策は万全にしています!)。

 たくさんの生徒がいるからこそ、たくさんの考えを知ることができます。

 自分の意見を発表することの大切さと同じように、いろいろな考えを聞くことも貴重な学びの機会だと思います。

 江戸川台教室の授業を見て、37年経っても変わることのないクセジュの生徒の原点を見たような気がします。

宮崎 和基