gやpは地下室付きの家

クセジュの日常

(最終更新日

広報黒沢です。
7/23日から夏期講習前期が始まりましたが、今回は我孫子教室、宇留野先生が担当している小学部EE(エレメンタリーイングリッシュ)ベーシック授業の様子をお送りします。

取材当日、教室に着いて宇留野先生にご挨拶。すると先生に廊下へと誘われました。
「???」と思っていると、カベに先生のクラスの課題制作が。
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これは、英語教材絵本「The World in a Supermarket」からヒントを得られたそうですが、スーパーマーケットで売っている食品をモチーフに、それがどの国から来ているのかを皆で調べて世界地図上に表したもの。言わばインフォグラフィックの様な体裁ですね。
ほう…私も、スーパーの中国食材売り場の前に行くとちょっとした旅行気分になったりしますが、こうしてあらためて見てみると、世界中から色々なものが日本に来ているという驚き(貿易…現代社会の勉強にもなりますね)、そして難しい国名も、こうして調べつつ、かつビジュアルと一緒に書いてみる事で記憶に残りすくなりますね。横に添えてあるイラストもキャラクターデザインの様で何ともかわいい。
宇留野先生のアクティブで楽しい授業については以前にもレポートさせて頂きましたが、始まる前から既に感心&授業見学への期待がつのります。

そして定刻となりいざ授業へ。
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本日は初日、かつ新人さんも含めての授業との事で初歩の初歩からのスタート。
アルファベットを掲示した上で、例のABC~♪という歌を皆で歌う事になりました。
私なぞは、パスワード等でアルファベットを打つ際は未だに頭の中で歌わないと分からなくなってしまいますが、その歌について先生は皆と一緒に歌い、かつジェスチャー付きで覚える様にとアドバイス。

こうしてクラスの雰囲気があったまったところで、次に先生は皆に1つの机に集まる様に指示~写真の様な状況になりました。これは先生に怒られてのお手上げポーズ…という訳ではありません。アルファベットかるたが始まり、そのスタンバイ状態という訳です。
先生がアルファベット名を言うと、皆次々に取っていきます。そんな中、BとVなどは引っかけ(?)問題。お手つきは1回パスとなりますが、そうした状況に皆和気あいあい、笑顔がたえない時間となりました。
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そして今度はアルファベットの書き取り練習となりましたが、先生は、アルファベットの大文字、小文字の違いや覚え方について、その高さの違いから2階建てと1階建ての家に例えて解説していきます。大文字のAが2階建てならば、小文字のaは1階建て(高さが丁度半分)といった具合。gやpは地下室付きの家ですね。
その上で、そう言えばiはどうなるんだろうと思っていたら「iの上の点は飾り窓」という事で、吹き抜けホールの上に小窓があるオシャレな家が思い浮かびました。これからは、iやjに対しては、私も何だかオシャレなイメージを感じそうです、笑。
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他にも発音について等々、様々なレクチャーが含まれていましたが、先生ご自身は「今日は初歩の初歩なので、大人の方は見ていてそんなに面白味を感じないかも」とおっしゃっていて…もちろん知識としては知っている部分が大半ではありましたが、だからこそ、先生の「いかに生徒の皆に楽しく学んでもらうか」という創意工夫や、いかに「生徒の記憶に残る授業を行うか」という熱意、こうした面がよく理解できました。

今日、教室にいた生徒達はこれから中学生、高校生と成長していく上で、英語の授業では当然もっと難しい読解や文法等の問題に対峙していくと思います。でも、この時期にこうして体感した「英語は楽しい」という記憶は、いつまでも自然と身体に残っていくと思います。
楽しくもためになる…まさにそんな言葉がピッタリの授業でした。

では、こうした宇留野先生のアクティブ授業、また今後も取材を通じてお伝えします。どうぞお楽しみに。