新中1準備講座文系 1000年前の世界 @我孫子教室

 

 

本日の中学準備講座レポートは、我孫子教室からお送りします。

100年前、500年前と時代をさかのぼっていった今月。

最後の文系授業のテーマは「1000年前の世界」です。

 

どうやら石塚先生と生徒たちは、

時代をさかのぼるごとに存在していた世界戦争のルーツが

この時代にあるのではないかと考えているようです。

石塚「そもそも戦争とはなんで起きるのだろう?」

生徒A「土地が欲しいんじゃないですか?」

生徒B「考えがちがうから。気に入らないとか。」

生徒C「財産を増やすため。宝を持っている国をせめるとか。」

 

講師が生徒たちから出た意見をよりコンパクトな言葉に

変換していきます。

・意見の食い違い

・領土の奪い合い

・富の奪い合い

・市場が欲しい

 

実はこの言葉の変換って、近年の社会の勉強で一番重要な

部分だったりします。

記述回答をする問題が増えてきている昨今、説明するための言葉を

正しく理解していることは非常に重要です。

これが用語こそ丸ごと暗記するのではないクセジュの授業の

特徴でもあります。

 

さらにノートの取り方にも特徴があります。

生徒たちは板書やメモだけではなく「なんで?」と思ったことも

ノートにどんどん書き込んでいます。

深い学びには、疑問をもつことが必要不可欠です。

社会が苦手という子は「そもそもどこに疑問を持てば

いいのかわからない」という子が多いので、

講師の発問や問題で着眼点を養っていきます。

授業の最後、

「戦争を無くしたいと思うところですが、そのためには互いの違い

を認めること、そのためにはすべてはまず知ることから始まる。

ぼくはそう思います。

これから中学校でも3年間しっかり知って、考えて、社会を楽しん

でいきましょうね!」

と石塚先生。

 

明るい表情で「はい!」という生徒たちの返事が印象的でした。

記者:柳通 敦子