新中1(小6)冬期講習(中学準備講座)授業レポート

 今回は柏教室の授業にお邪魔しています。

 柏教室の小6は2つのクラスに分かれて授業をしています。

 私が行った時はちょうど算数の授業をしているところでした。

 

 

 

 

 

 

 

 算数を担当するのは今林先生と上田先生です。

 柏教室若手のエースである2人が担当していたので、「ずいぶん贅沢なメンバーだな」と思ってしまいました。

 

 前日のオンライン授業で習ったことを使いながら、さらに掘り下げていく内容を扱っていました。

 先生がパソコンのソフトを使って、「図形の中にたくさんの点を取るとどうなるか…」を見せていました。

 手作業では限界があることを、ぱっと見てわかるように紹介しているので、生徒たちもイメージがしやすく、私の理解まで深まってしまいました。

 さらに、小学校で習った分野の復習もしていました。

 速さの問題は中学生でも苦戦する分野ですが、苦手な人でもわかりやすく、考え方のプロセスを細かく分けて教えていました。

 普段、何気なく使っている算数の単位に関しても、どうしてそのように表記するのか、その意味を教えていました。

 算数というと「やり方」が重視されがちです。

 多くの人はやり方、解き方を覚えて、それをたくさん練習すればできるようになると思っているかもしれません。

 しかし、そのやり方でとれる点数はいつか頭打ちになります(まさに私がその典型でした)。

 中学校に上がる前に、覚えるのではなく根本を理解する算数の授業が受けられている生徒たちは、中学生になっても数学を理屈で理解していけるんだろうな、とちょっとうらやましく思いました。

宮崎 和基