柏教室 小学生だって実践できる!クセジュでしか学べないAL型学習法

話を聞く姿勢のすごさにびっくり!

 暑さもやや落ち着いてきましたが、クセジュでは夏期講習の真っただ中です。

 夏期講習は普段ではなかなか扱えないカリキュラムなどを扱うことが多いです。

 小5では学校でまだ習っていない「歴史」を勉強しました。知識がほとんどない中で、原始時代から歴史を説明していきました。

 

 さすが小学生、私の話に呼応するようにさまざまな疑問が出てきました。挙句の果てには、「生命はどのようにして誕生したのか」、という質問まで出てきました。

 

 久しぶりに担当するクラスということもあり、私はとことん子どもたちの疑問に付き合いました。

 生命がどのように誕生して、そこからどんな進化を遂げて今の私たちになっているのか。壮大なストーリーをできるだけ簡略化して子どもたちに話しました。

 その日はほとんど私が講義をするという形で、50分の授業が終わってしまいました。

 この年代の子どもの、興味あることや好きなことに向けられる集中力は本当にすごいです。

 真剣に、でも疑問に思ったことはその場で質問しながら授業を聞いていました。

 話を聞きながらも質問ができるということは、きちんと考えながら話を聞いているということです。

 昨年までは、その時は先生の話を聞いているものの、後で質問をすると「?」となっていた生徒たちが、1年でここまで成長したことに驚きました。

 

生徒のとったノートに感動!

 次の日のことです。

 前日の授業をお休みしてしまった生徒に、とある生徒が授業のノートを見せてあげていました。

 何気なく、そのノートに目をやると…

 素晴らしいノートがありました。

  

 まさに、普段から子どもたちに指導している「AL型学習法」のお手本のようなノートです。

 実は、前日の授業ではそれほど板書はしていなかったのです。

 それにもかかわらず、この生徒は自分が気になったことや、興味を持ったことをイラストなども使いながらノートの余白にメモをしているのです。

 話を聞きながらこれができるというのは、本当にすごいことです。

 

 クセジュでは数年前から中学生に対して、「授業を最高の学びの場にする」ことを目的に、主体的・能動的に授業を受けながら学力を身につける「AL型学習法」を実践してきました。

 そして、小学生に対しても中学生ほどではありませんが、ノートの取り方や授業の受け方を工夫する指導をしてきました。

 今回は、特に私がノートに関して何も言っていなかったので、ナチュラルに子どもたちがノートの取り方や授業の受け方を意識してくれていたので、私の嬉しさも倍増でした。

 

 ちなみに、この生徒のノートを授業でめちゃくちゃ褒めたところ、他の生徒たちも一生懸命ノートを工夫してとるようになりました。

 ただ、私が時々話す、歴史に関係ない雑談までメモを取るのは勘弁してほしいのですが…

 

 クセジュ 柏教室長 宮崎 和基