2020年度入試 オススメの千葉県公立高校 ~菊地が独断と偏見で紹介~
中学3年生の皆さんは、今が一番忙しい時期ですね。
修学旅行や期末テスト、さらには部活動の大会などイベントだらけだと思います。
そんな中3生の皆さんが、さすがに気になり始めていることがもう1つありますよね。
そうです。「自分が進学する高校(志望校)をどこにするか?」です。
千葉県公立高校の前期入試が2020年2月12日(水)・13日(木)です。
中3生の皆さんは、あと8ヶ月弱で公立高校入試を受けることになります。
もうすでに志望校が明確になっている人もいるようですが、多くの中3生は「迷っている」はずです。
そこで今回は、私菊地が独断と偏見で「オススメの千葉県公立高校 2020年度入試編」をご紹介します。あくまで菊地が勝手にお薦めするだけですので、中3生の皆さんは自分の目で気になる高校を見学した上で志望校は決定してくださいね。
注目すべき公立高校は、総合学科&専門学科
千葉県内に住む中3生が公立高校を志望する率は年々低下しています。
ここ最近の大学入試難化を受け、「私立大学の附属高校に進学して、高校生活をエンジョイしたい♪」という中3生が増加しているのも事実。
ちなみに、千葉県内にある某公立トップ校の日大現役合格率がどれぐらいか知っていますか?
50~60%です。
もちろん公立トップ校の最上位層には「慶應早稲田上智以外の私大は受験しない!」とか「国立大学しか受験しない!」という人もいますから、あくまで参考値でしかありませんが…衝撃的な数字ですよね。
こういった事情から、私立大学の附属高校人気が過去にないぐらい過熱しているわけです。
ただ、すべての公立高校が不人気になっているわけではありません。
中3生の公立高校志望率が下がっていても、人気校の入試倍率は下がるどころか上昇しています。
受験生の皆さんに注目してもらいたいのは、総合学科の公立高校と専門学科を持つ公立高校です。
例えば、小金高校(総合学科)。
やはり普通科と異なり、総合学科として明確なビジョンを持つ小金高校はとても魅力的です。
大学進学を重視した学力向上だけでなく、キャリアデザインも意識した取り組みを積極的に展開していることに、小金高校の本気度を感じます。
ちなみに、2019年5月にはクセジュ生徒保護者を対象とした『小金高校訪問会』を実施し、230名の方が参加しました。
訪れた日は土曜日だったのですが、部活動だけでなく自習室に来ている小金生が結構いましたね。
でも先生方は本来、土曜日はお休みのはずです。
「今日はこの訪問会が終わったら、先生はお帰りですか?」とある先生に尋ねると
「いや、生徒が自習しに来ているのでちょっと勉強を見てあげようかなぁと思ってます。」と先生。
微笑みながら、さりげなく口にするその一言に先生の熱意を感じました。
それから、公立高校の専門学科です。
専門学科の良いところは3点。
①基本的に少人数制
②公立高校自体が専門学科の運営や指導に、とても力を入れる
③ユニークな授業が多い
例えば、英語を究めたい人には成田国際高校の国際科や松戸国際高校の国際教養科がオススメ。
またロボットやプログラミング等に興味がある人には、柏の葉高校の情報理数科があります。
専門学科というと「将来の職業や行きたい大学学部がはっきりとイメージできていないと、行ってはいけない所なのではないか…(汗)」と思ってしまう中3生がいるかもしれません。
でも私はそんなに考え過ぎないで良いと思います。キミが好きなジャンルや分野、学んでみたい講座がその公立高校の専門学科にあれば、それだけで十分な志望理由です。
というわけで、菊地が独断と偏見でオススメする公立高校は次の6校です。
小金高校(総合学科)
成田国際高校(国際科)
幕張総合高校(看護科)
松戸国際高校(国際教養科)
柏の葉高校(情報理数科)
県立柏高校(理数科) ※順不同
「公立高校なんて、どこも同じでしょ?」というのは昔話です。
少しでも興味のある公立高校は、夏休み中に開催される高校主催の説明会にぜひ参加してみてください。
ちなみに、文化祭は菊地個人としては「高校見学」としてはオススメしません。お祭りなので、普段の高校の雰囲気ではないからです(汗)。
ではでは。