~千葉県立高校入試直前~ ライバルに差をつける7つのポイント

千葉県公立高校前期入試まで、1カ月を切りました。

中3生の皆さんは、通っている塾で夜おそくまで勉強したり

家で睡魔と戦いながら必死に自習している時期だと思います。

 

実は、受験のプロから言わせると

「私立高校入試よりも公立高校入試の方が問題は難しい」のが今の入試です。

もちろん私立高校の入試では中学教科書に載っていない知識を出題しても良いので

問題そのものはハイレベルです。

ただ毎年問題の内容や出題傾向に大きな変更がないのも私立高校入試の特徴だったりするので

対策は練りやすい。

簡単に言えば「どれだけ受験する私立高校の過去入試問題に慣れておくか?」が合格のカギなんです。

 

一方で千葉県公立高校入試。

千葉県だけでなく全国の公立高校・国立高校すべての入試に言えるのですが

とても質の良い問題が毎年出題されます。

私菊地と同じ40代のお父さんお母さんからすると

「県立入試問題なんて、暗記すれば受かるでしょ?」と言いたくなるでしょうが

それはメチャクチャ昔話(笑)

ここ最近の千葉県公立高校入試問題は本当にハイレベル。

思考力や情報収集力、表現力をはかる内容なので

暗記だけの勉強をしても高得点を取ることはまず不可能です。

 

そこで、千葉県公立高校入試直前のこの時期に

どんなことをしておけばいいか?を7つ挙げます。

千葉県公立高校を受験するみなさんは、ぜひ参考にしてみてください。

 

◎千葉県公立高校入試直前 やっておくこと7

1、入試本番で「各教科、何点取るか?」を明確にシミュレーション

やみくもに「高得点を取る!」では、公立高校入試で合格を勝ち取ることはできません。

なぜなら公立高校入試問題の難易度は、偏差値60前後の私立高校入試問題よりも高いからです。

昨年度の合格最低点(塾の先生や中学校の先生に聞けば、目安はだいたいわかるはず)を参考に、

5教科それぞれ何点を取るかを決めましょう。

ちなみに、県立船橋高校なら5440点、東葛飾高校なら5科430点と考えれば十分です。

あ、くれぐれも無理のない点数配分で。

 

2、中学校(中1~中3まで)の教科書を読む時間を毎日確保する

私もそうでしたが、けっこうノーマークになりがちなのが

中学校の教科書。

「教科書なんかよりも、問題集をガンガン解けばいいんだ~!!」

と言う、昔ながらの熱~い塾の先生や学校の先生っていまだにいますよね(笑)

10年以上前の公立高校入試なら、それで合格できたかもしれないけど…

今は中学校の教科書を大切にした方が良いです。

 

特に、地理・歴史・公民の社会科全般と理科は必ず読みこむこと。

なぜなら教科書に載っているコラム・グラフ・資料から入試問題が出題される

ことが多いからです。

各教科で90点以上を取りに行く、県立千葉・県立船橋・東葛飾を受験する人は

中学校の教科書をバカにせず、熟読しておくこと。

ある程度の受験勉強をしてきた今だからこそ、

教科書を読んでみると、すごく新鮮な発見があったりするので。

 

3、古典(国語)の知識や語句をもう一度勉強し直す

例年の受験生を見ていると、古典で失点している人がとても多い。

ということは、ライバルに差をつけたいのであれば「古典に強くなっておく」ことが

大切ということになりますね。

 

4、数学は、相似や合同さらには作図といった「図形系の問題」を再チェック

やはりここでも中学校教科書を読み返すことも有効。

誰でも知っている定理の「そもそも」(理屈)を確認しておくと良いです。

 

5、数学は、スピード&正確性の勝負

千葉県公立高校入試の数学は問題数が多いです。

80点以上を取りに行く人は、家庭学習などで問題を解く時間をかなり短く設定して

トレーニングすると良いです。

 数学が苦手な人は

「どの問題を確実に正解し、どの問題には手を付けない(捨てる)か?」

を決めて、手を出す問題ジャンルにしぼってトレーニングしましょう。

 

6、これまでに受験してきた模試の成績表(偏差値が載っている紙)を今こそ見直す

入試直前になればなるほど、何を勉強すればいいかわからない…

という状況になりがちです。

そういう時は、これまでに受験した模試(できれば県立模試)の個人成績表を活用します。

模試の個人成績表には、あなたが弱い分野や単元がわかりやすく表記されているはずです。

その弱点分野・単元がしっかりと克服できているか?を確認するだけで

取り組むべき勉強テーマがカンタンにわかります。

 

7、自分は合格して当たり前!と根拠なんてなくて良いので、とことん思い込むこと。

人という生き物は、自分の夢が実現することに対して

「これができたら…。」と条件をつけがちです。

しかし、条件をつける時点で

「この夢は叶うわけがない(実は、叶ってほしくない!とまで思っている人もいるかも)」

と深層心理レベルで自分にダメ出ししてしまっているんです…

ちょっと変な話だと思うかもしれませんが。

 でも、無条件に自分の合格を信じることができれば

「合格して当たり前!」という気持ちに自然となり

入試本番では冷静さを失わずにテストに臨むことができるでしょう。

 

勉強の休憩時間やお風呂に入っている時などに、

「第一志望校に入学したらどんな高校生活を送るか?」

「高校で何部に入るか?どんな勉強や趣味をがんばるか?」

を具体的に想像する習慣をつけると良いです。

その想像がリアルであればあるほど、第一志望校に合格することが当たり前になります。

思考は現実化します。

 

 

以上7点です。

この7つの中で「お、いいな!」と思うものがあれば

ぜひ実践してみてくださいね!