今回でひとまずひと段落となる今年度の「個性発掘プログラム」。元気な小学部生たちが、今日も画面の前に大集合してくれいました。
これまでの対面で一人ひとりの様子を見ながらアドバイスする形から、ライブ配信での講座になっていますが、チャットやカメラを駆使して、画面越しで子どもたちが楽しそうに取り組む姿を見られるのもライブ配信ならではのメリットです。
今日もアクティビティをはさみながら60分の講座になりました。
今年度の「個性発掘プログラム」のテーマは「発明・発見」。
「発明」というとハードルは高く感じますが、「発見」となれば、日々の生活のなかでの意識しだいで見つかる可能性や頻度は変わってきます。
また「小学生ならでは」の柔軟な発想を引き出していくこともこの講座の大きなねらいです。
今日も大人が驚くような発見や発想をクセジュの生徒たちは60分間の講座のなかでいくつも見せてくれました。
まずはこれまでのおさらいとともに、「小学生のこんな発見」と題して、最近話題になった「カブトムシは夜行性」という常識を覆した発見をした小学生のことなどを紹介しながら、「なぜ」、「ほんとうにそうなのかな」、「こうなったらいいのにな」という3つのことを考えながら、ものごとを観察することの大切さをあらためて伝え、今年度の「個性発掘プログラム」のゴール(最終地点)を発表しました。ゴールのひとつはクセジュ小学部の4大イベントのひとつである「成果発表会」で「発明」や「発見」の詳細をプレゼンテーションすること、もう一つは夏休み中にも挑戦できる「コンテストやコンクール」に応募してみることです。
そこで今回はコンテストやコンクールに焦点をあてて、いくつかのものに挑戦してもらいました。
具体的には「創作漢字」と「住みたい家」を描いてみるという課題を出しました。こちらの心配をよそに、チャットでも、画面上でも、湯水のように皆さんからのアイディアが出るわ出るわ、「創作漢字」がたくさん生まれていました。コンテストに応募する生徒がいると支障が出ると困るので、作品の紹介は控えますが、恐るべし子どもたち!
「なるほどねぇ」と感心させられる新しい漢字をたくさん見せてもらいました。
今年度の個性発掘プログラムの講座はひとまず今回で終了となります。
ちょっと寂しく感じている人は、夏のあいだに何回か開講する「個性発掘プログラム 夏休み版」に是非参加してください。こちらは、「コンテストやコンクール」に応募してみようと考えている生徒をはじめ、学校の「自由研究」で行きづまってしまった場合などの“駆け込み寺”としても活用してください。
特別な経験をせずとも身近なところにさまざまな「発見」はあります。「個性発掘プログラム」の講座をきっかけに「発見」することの喜びを持ち続けて欲しいと思います。暑い日が続きますが、水分補給はきちんとして体調管理にも気をつけていきましょう。