土曜は柏がオモシロイ!?~取材報告~

クセジュの日常

(最終更新日

「夏から塾を」と、お考えの方からのお問い合わせが最近増えています。クセジュがどんな塾で、どんな授業をおこなっているのか気になるところだと思います。

平日の授業も見どころ満載ですが、今回は土曜日のクセジュの様子もお伝えしたいということで、広報部が柏教室を取材しました。

 

1330

なぜ柏教室を取材するのかというと、教室合同の特別授業などは、柏教室を会場として土曜日に実施しているからなのです。

さあ、最初に始まったのは「小6東葛飾中対策講座」です。小学部は平日にヒューマンサイエンス(文系授業)・ナチュラルサイエンス(理系授業)という科目名で10年以上前から授業をおこなっていますが、検査型問題はなかなか奥が深いようで、普段にぎやかな生徒たちも今日は黙々と手を動かしています。

 

 

ちょうど見学した文系授業では、話題の‘食品ロス’について。「モッタイナイは日本にしかない言葉」と土肥先生は言い、関連する社会問題に話を広げ、“大切にしなければならないもの”を生徒に考えさせていました。

 

また宮崎先生が担当する作文講座では、中学入試だけじゃなく高校入試・大学入試でもよく出てくるテーマとのこと‘豊かさ’について。

「物質的な豊かさを選ぶのはいいこと?いけないこと?」と先生が問いかけ、

「まずは物質的な豊かさがないと精神的な豊かさを得られないのでは?」と生徒さんからの鋭い意見。

そこから戦後の経済成長の頃の背景にあったものなども踏まえて議論に発展していきました。また、先生自身の幼少期の話で「先生が子どもの頃は夢のマイホーム・庭付き一戸建てを求めて、お父さんお母さんが・・・」など、聞いているだけでも面白くためになる講座でした。

 

15:30~

小5の希望者を対象とした「思考力養成チャレンジ講座」が始まりました。これは理系の講座ということで、担当は池村先生。前回の続きからということでまずは勉強したことの確認をしていました。テーマは‘工夫して数える’ということでチョット難しそう。それでも小5の生徒さんはとても元気! 活発に発言する姿も多く見られ、意欲的に取り組んでいました。

 

 

1830

この時間からは中1・中2が一気に集まります。まずどちらも「英数チェックテスト」を受けます。これは火・木曜日の授業で学んだことの定着度をはかるテスト。そのあとで中1は理社の授業(中2は平日に理社授業を受けています)、中2は「Qスペース」というものに参加します。

この中1・中2の土曜のルーティンはどの教室でも同様に行われています。

 

 

中2「Qスペース」の時間帯は色々なことに使われているようです。今日は主に自習をしているようですね。チェックテストの直しをしている生徒さん、学校の定期テスト勉強の道具を出して黙々と勉強している生徒さんもいます。時々先生にチェックを受けている生徒さんもいますね。

 

1900

ここで1クラスだけ中2の授業がありました。こちらは「中2AD(アドバンスト)クラス」ということで、正規の授業とは別の特別授業で、希望者の中で選抜テストに合格した生徒が各教室から集まってきているのです。内容は「文系総合講座」「理系総合講座」90分ずつと時間的にも内容的にも重厚感がありそうです。

 

 

ちょうどやっていたのは理系の内容ですが、板書を見ると中学の内容とは思えないのですが…。どうやらアインシュタインの相対性理論で時間の遅れを計算しているとのこと。中学の枠にとらわれず、高度で教養的なことを扱うようです。生徒は一応理解しているみたいなのがスゴイです。

 

1930

柏教室の4階は壁をスライドさせて大きな教室にすることができます。この日は「中3最難関英数講座」の英語授業の日。各教室から集まった希望者は数十名にのぼるため、広い空間をとっての授業でした。担当はクセジュ代表の鈴木先生です。さすがに中3ともなると指名されずに発言することはほとんどないのですが、無言の中にもやる気が伝わってくる空気感でした。先生の言葉も熱を帯びます。

 

 

「今日のテーマは仮定法です。でも先生たちが全部教えちゃうと、皆さんは自分で学ばなくなるでしょ。水不足の時に水を与えるんじゃなく水を得る方法を伝授すれば、次に水不足になったときに対応できる」

解き方や答えではなく、勉強の方法を教えるのがクセジュの方針。そのようなメッセージも込めながらの授業に見えました。

 

2200

ようやく全ての授業が終わり、生徒が帰っていきました。駅へ向かう生徒さんを送りに行く先生、さっそく学年会議を始める先生たちなど、まだクセジュの土曜日は終わらない模様。

とにかく小学生の生徒さんたちは元気、中学生の生徒さんたちはやる気に満ちていたのが印象的でした。