いよいよ中学部として本格的に授業が始まりました。
社会科では古代文明について学習をしています。古代文明と言えば、エジプト、メソポタミア、インダス、中国の4つの文明が有名です。初回はエジプトとメソポタミアというオリエントの文明について学習しました。
まずは、Google Earthを使って場所を確認していきます。生徒たちには国名の入った世界地図の白地図を配布し、一緒に場所を確認していきました。最初にエジプトを探します。Google Earthには様々な写真も投稿されていますので、エジプトのピラミッドやスフィンクスの画像を見ていきました。エジプト文明は生徒たちもよく知っているようです。白地図に「ナイル川」と「エジプト文明」を書き込んでいきます。
次はメソポタミア文明です。こちらはあまりなじみがないようです。まずは、イラクやクウェートを白地図から探すように言ったのですが、あまり聞きなれないのか、なかなか見つけられない生徒も。なので、モニターを使って場所を確認していきます。その後、インダス川と黄河の場所を確認しました。
ただ知るだけで終わらないのがクセジュの社会科です。
「なぜ文明は河川のそばで起きたのだろう?」という問いに、生徒たちは活発に発言してくれます。様々な意見が出てきてまとめたところで、もう1つ問いを生徒たちに投げかけてみました。「なんで暖かくて動物や植物がいっぱいあるアマゾン川では文明が起きなかったのだろうか?こっちのほうが生活しやすいと思わない?」。この問いにはなかなか答えが見つからないようで、家で考えてきてもらうことにしました。次回の授業が楽しみです