新中1親子学習会

イベントレポート

(最終更新日

保護者100名、生徒100名の大盛況で行われたのは新中1(現小6)を対象にした親子学習会。保護者の皆様には中学に上がる前にしておいていただきたい情報についてお伝えしました。同時にお子様にはクセジュ中学部の授業を実際に体験してもらいました。

こちらは保護者会場の様子です。2020年大学入試改革とそれに基づく指導要領改訂に伴い、お子様の学習にどのような変化がおきるのか?そのような中、しっかりと子どもが力をつけていくためのポイントは何か?このような大きな話から入り、後半はクセジュ中学部のシステムをお伝えしました。ここ最近、ニュースや新聞の紙面で頻繁に取り上げられている2020年教育改革について。一昔前の“ゆとり教育”の揺り戻し程度に思っている保護者の方もいらっしゃったようですが、実際には戦後初めて行われる本格的な教育改革と言って良いでしょう。そのような大きな過渡期に今子供達は直面しているのです。
 そういった大きなターニングポイントに差し掛かっていることを薄々でも感じていらっしゃるからこそこれだけ多くの皆さんが会に参加してくれたのだと思います。保護者の皆様がメモを取りながら真剣に話を聞く姿を目の前に、改めて我々自身も襟を正し日々教育について考え、そして向上できる余地を見つけて行かねばというエネルギーをもらった90分でした。

さて、一方こちらは生徒会場の様子です。授業のポイントは大きく2つありました。まずは社会、とりわけ歴史を学ぶ意義と魅力を感じてもらうこと。どの教科もそうですが、社会は特に好き・嫌いがそのまま成績に直結する教科です。「覚えることが多くて、社会は困る…」こう感じている状態ではいくら勉強法を改善してもなかなか覚えられないでしょう。一方、社会という教科に魅力を感じるようになれば、気づけば自然に知識が頭に入ってくるものです。
授業では現在の社会で起きているニュースから始め、その事件の背景はどこにあったのか?そのルーツをたどっていきました。現代からさかのぼって歴史を学んだわけです。さすがに連日ニュースに取り上げられているトピックを扱っただけあって、生徒たちは食いつくように授業を受けてくれていました。
そして現在と過去の繋がりを知った上で、今度は改めてルーツとなる過去の起点から再び現代に時系列でポイントを確認しながら戻ってきました。言ってみれば、授業版の“バックトゥザフューチャー”です。ここでもうひとつのポイントが登場します。それは、授業を通じて学習効果を最大限に上げる“クセジュ流AL学習法(Active Learning学習法)”を体験してもらうことです。せっかく興味関心を持った内容だからこそ、しっかりと自分の血肉にする。そのための授業の受け方、そしてノートの活用法をレクチャーしました。これらはいずれもクセジュ中学部の授業で日々行われていることです。
ホテルという大会場でどのような雰囲気になるのか?授業をやる前は期待半分、心配半分でしたが実際には生徒たちの好奇心と積極性に助けられました。改めて、子供達は本来誰もが学ぶことが好きなんだ…大切な事実を再確認することができました。
実際にクセジュ中1がスタートするのは3月。しかし、1月からすでに中学準備講座がスタートしています。2月から再び準備講座の受講生を募集していますので、一度クセジュの授業を体感してみてください。