伸ばす受験指導の秘訣とは?

イベントレポート

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5月19日 中3集会レポート

 5月19日土曜日。柏市の多目的ホール「アミュゼ柏」に部活で疲れた体に鞭を入れながらクセジュの中3生が集まってきました。この日は中3の教室合同集会。8ヶ月後に迫った入試に向けての心構えや、受験スケジュール、そして今年から取り入れる新たな取り組みやツールについての説明会です。
 初めに中3の学年責任者でクセジュ講師歴25年の菊地先生から受験スケジュールと1学期に何を注意して学習すべきかについて、少し厳しめなトーンでお話してもらいました。生徒たちの話を聞くまなざしはとても真剣です。そして次に今までのクセジュ受験指導のエッセンスを集約した「ウカる技術」をもとに教科責任者から各教科を学ぶ上での作法の確認、どうやれば苦手意識を克服できるのか、そしてどうすればできるようになるのかについてみっちり説明してもらいました。

それぞれの教科に関して苦手意識を持っている生徒がいて、自分が苦手な教科のお話が始まると皆熱心にメモを取っている姿が印象的です。特に今年から新たに用いる「全単元リスト」。これをうまく活用しながら自分が今何を学んでいるのか、その分野はどの項目に入るのかを主体的に把握してもらいます。今の自分のポジションが明確になる便利なツールです。受験生は焦りから“木を見て森を見ず”という状態に陥りがちですが、このリストがあれば、常に教科ごとの全体像が把握できますし、得意にするためには何が必要か、苦手分野を克服するためには何が必要かを「ウカる技術」とセットで見比べることによってより明確になってくるのです。

モチベーションは目標に対する魅力に手段保有感を掛け合わせたものとしてよく定義されますが、今回の集会は手段保有感を持たせる第一歩と位置付けてもよいかもしれません。ここまでのお話を終えて、数名うとうとする生徒が出てきましたが、それでも眠い目をこすりながらなんとか主体的に情報を得ようとする姿には少し感動しました。

最後に私から「自分の力を本番でフルに発揮するためには、すなわちゾーンに入るためにはどうすればよいか?」の概略を教え、今の段階で各教科の勉強、または勉強自体を始める前の流儀(ルーティン)にスポットを当て、今のうちから少しずつ実行することの重要性を説きました。90分の集会でしたが、我々の想像以上の緊張感とやる気が伝わってきて、集会後の生徒の声を聴いてみてもこの集会を実施した意義が十分に感じられました。
 1学期は部活と勉強の両立で負荷がかかりますが、クセジュの先生たちがうまくバックアップして乗り越えていきます。
                                                       クセジュ代表 鈴木久夫

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