※あっちこっちレビューは、江戸川台教室長の長谷川修一先生が様々なことがらを
独自の視点で斬る、ブレイクタイムコーナーです。
NO.10 こたつ
こたつはやっぱり最強だったから★★★★☆
もうそろそろ梅雨の時期になろうとしているのに、今回最初に紹介するのはこたつ。「季節外れのこたつ?」と思うかもしれないけど、僕の部屋にはGW中ずっとこたつがあった(苦笑)。それは「寒い」という必要に駆られてではなく、こたつを「しまうタイミングを見失った」からだった。こたつのあの快適さを知っている人には、僕のこの「しまうタイミングを見失う」という気持ちが、きっと理解できるはず(笑)。
とは言うものの僕の部屋にこたつがやって来たのは2018年の冬のこと。それまではどんなに寒くても、ちょっと厚着をして、エアコンの暖房をつけて、無理矢理ひざかけに包まって、寒さに耐える日々を送っていた。2018年の冬もそのつもりでいた。なぜなら、こたつの威力を知っていたから(笑)。
こたつには「一度こたつに入ってしまうと出られなくなる」という、ダラダラ人間養成システムを作動させる威力がある。僕にはそれに打ち勝つ自信がなかった。だから、こたつには手を出さない生活をしていた。それなのに僕は禁断のアイテムを手に入れてしまった。そのきっかけはもはや忘れてしまったけど、とにかく2018年冬にこたつを手に入れて、ダラダラ人間養成システムが作動し、家に帰ったらこたつから基本的に出ないという日々を送ることになってしまった(苦笑)。
快適さだけで言ったら文句無しの★5つだけど、「しまうタイミングの難しさ」と「ダラダラ人間養成システム装備搭載」の2つで★を1つマイナスにしてみた。これは僕のこたつへの儚い抵抗(笑)。
NO.11 キイナ〜不可能犯罪捜査官〜 日本テレビ系列
キャスティングに勿体なさを感じてしまったから★★☆☆☆
今から10年前の2009年に日本テレビ系列で放送されていた、いわゆる犯罪捜査もののテレビドラマ。「10年前のドラマを、なぜ今さら?」と思うかもしれないけど、その理由は簡単で、僕が今さらこのドラマを見たから(笑)。
僕には一日の終わりに頭を空っぽにするという習慣がある。そのときに僕はドラマやアニメやバラエティのDVDを(見るんじゃなくて)ボーっと眺めることが多い。だから、毎週、ボーっと眺めるためのものを探しにレンタルショップに行っている。そこで見つけたのがこのキイナだった。
眺めるだけだから何でもいいというわけじゃなくて、やっぱり面白そうなものを当然選ぶ。で、僕がこのキイナのどこに興味を持ったのか。それは描かれている事件のテーマが超常現象や心霊現象、そしてオカルト的な都市伝説ばかりなのに、ドラマのキャッチコピーが「事実から生まれた」ということ。お化けも神様も超常現象もオカルトも信じていない僕だけど、このテーマとキャッチコピーのギャップに惹かれるものがあった。
ちなみに第一話「記憶する心臓」、第二話「憑依された少女」、第三話「蘇る死者」、第四話「死を鑑る占い」、第五話「病院の幽霊」、第六話「呪いの人形」、第七話「偽りの記憶」、第八話「死者からのメッセージ」、第九話「神隠し」の全九話。どれも実際にあった事件がもとになっているらしい。ドラマの中ではこれらの事件を科学的に解明して犯人を逮捕していた。
それなりに楽しめたドラマだったけど、一話目から僕には「何かが違う」的な違和感があった。その違和感は徐々に勿体なさに変化していった。その正体はキャスティング。10年前のドラマだから仕方ないのかもしれないけど、それでももう少し何とかなったような気が僕にはしてしまった。違ったキャスティングなら、もっと楽しめそうなのになと。
NO.11 黒毛和牛 コロッケのまんま
コロッケ感うんぬんは関係なくハマれる美味しさだから★★★★☆
このお菓子はUHA味覚糖のSozaiのまんまシリーズの1つで、お菓子でコロッケが食べられる的なもの。他のお菓子との違いは「コロッケ風味」とか「コロッケ味」じゃなくて、「コロッケそのもの」が食べられるというコロッケ感の強さなんだと。
食べる前は僕も「まんまとか言っても、どうせコロッケ風味なんでしょ!」と、かなり侮っていた。「どうせ」と思いながら最初の1つを口に入れてみたら…「風味じゃない!」と(笑)。味もだけどその食感や食べ応えも風味という枠には収まらない完成度だった。確かにコロッケ…のような気もすると。
コロッケのまんまかどうかは人それぞれの感じ方だと思うけど、コロッケ風味よりも、コロッケ味よりも、コロッケ感がしっかりとあるのは間違いない。スナック菓子だから食感はコロッケよりも固いけど、それはそれで有りだと僕には思えたし。
コンビニで税込183円で買えるから、気になった人は一度ご賞味あれ。Sozaiのまんまシリーズには、他にも何種類かあって、僕はまだ食べたことがないから、シリーズ制覇をしようと企んでいる。そう思えるくらいの完成度だと僕は思う。