江戸時代の算術に挑戦!

クセジュの日常

(最終更新日

こんにちは!新松戸の理系講師の眞田(さなだ)です。

植木算・和差算・鶴亀算・年齢算…
このような〇〇算ってどんなものか知っていますか?
初めて聞いたときは、「なんかよくわからないけど難しそう」と感じるかもしれません。

ところが、このような〇〇算は身近な題材をもとにして算数として考えるもので、とてもおもしろく、よく考えられた問題が多いのです。
鶴亀算の起源は江戸時代にまで遡ります。

江戸時代は現代以上と言ってもいいくらい、算術が遊びとして人々の間に広まっていた時代なのです。
というわけで、2月の小5の理系講座のテーマは「江戸時代の算術」です。

とはいえ、現代の数学も負けてはいません。
中学生になって方程式というものを学習すれば、〇〇算を使うことなく同じような問題を解くことができるのです。
「この21世紀に江戸時代の〇〇算を学ぶ意味なんてあるの?」と思われる方もいるかもしれません…

算数・数学ではこれから中学→高校→大学と学年が上がっていくにつれ、より高度な概念を取り入れ、より複雑な問題をシンプルに解くことができるようになります。
しかし、その根底にある考え方を知っているのとそうでないのとでは、学習の定着度や学問に対する興味・感心の持ち方が少なからず変わってくると思います。
それに、そもそもいろいろな〇〇算を知り、できるようになることはとてもおもしろいと思います。
様々なことに興味をもって、いろいろなことを知ろうとする人物になってくれたらうれしいですね。