先生とのやり取りが楽しいと授業も楽しい!
~小3国語『風に乗ってきたメアリーポピンズ』~
今回は新松戸教室の小3の授業に来ています。
火曜日は国語の授業でした。
「風に乗ってきたメアリーポピンズ」の本まるまる一冊を、二カ月かけて読んでいます。
新松戸教室の国語を担当するのは、クセジュ小学部文系の責任者でもある柳通先生です。
小3にはちょっと分量が多い本なのかな…と思って、正直な感想を生徒たちに聞いてみました。
すると、「量は多いけど大丈夫!」と頼もしい答えが。
しかも、大事なところが分かるように本の中に書き込みもしっかりできていました。
授業のわかりやすさで定評のある柳通先生。
板書も見やすく、そしてイラストもかわいい!
授業中は常に先生と生徒たちが言葉のやりとりをしています。
先生の上手な誘導もあって、先生と生徒があたかも日常会話のやりとりをするかのように、自然な形で授業が進んでいました。
メアリーポピンズ(メリーポピンズというタイトルの映画の方が有名かもしれませんが)は私も好きな作品だったので、一緒に聞いていて楽しかったです。
大人になった時に「有名な作品なのは知っているけれど、読んだことがない」本はけっこうあります。
その中には「子どもの頃に読んでおけばよかった」と思う作品もたくさんあります。
クセジュの国語(ヒューマンサイエンス)のカリキュラムは、「感性豊かな子どもの頃にぜひ読んでもらいたい」、そんな作品を中心に構成しています。
本の内容が分かる、わからないも大事です。
しかし、それ以上に今この瞬間、子どもたちが何を感じて、何を考えたのかを大事にしたいと思います。
9歳の時に感じたことは、40代のオジサンになった私の感想よりも、ずっと純度の高い「オリジナル」なものであるはずですから。
宮崎 和基