こんにちは、新松戸の濱中です。
今回は新松戸小6より中学準備講座文系の紹介なのですが……
ひげ、外食、渋滞、ポテトチップス、光るおもちゃ、げっぷ、独身、温泉、空気。
突然ですがみなさん、これらの「共通点」はわかりますか?
実は、どれもかつて「課税されていた」または「課税が検討された」、税の対象なのです。日本では収入に対する「所得税」、買い物にかかる「消費税」、他に「ガソリン税」などが有名どころでしょう。
対して、「ポテトチップス」や「外食」、果ては「空気」にまで課税されたら、たまったものではありませんね(「空気税」は18世紀フランスの財務大臣エティエンヌ・ド・シルエットによって検討されましたが、激しい批判にあって廃案となったそうです)。
これらの税は、大きく分けて二つの目的から考えられているようです。
ひとつは国の財政をまかなったり、公共の費用に充てるため。
例えば「温泉」に対しての税は「入湯税」として、実際に日本で導入されています。そしてその分の税収入は温泉保護や観光施設の整備に使われています。
もうひとつは、禁止まではできないものを「規制」するためです。
例えば、17世紀から18世紀ロシアのピョートル大帝は、ロシアを西ヨーロッパ並みの先進国へと引き上げるために、様々な改革を行っていました。そのひとつが、ロシアの伝統文化である長いあごひげの規制です。古い文化を無くしていかなければ新しい政治は無いと考えたピョートル大帝は、ひげに税をかけることでこれを切らせようとしたのでした。
このように、新松戸教室の授業では「経済」を入り口に、「歴史」「地理」「公民」との繋がりや社会という教科の全体像を