Vもぎ(そっくり模試)で「D判定」でも受かる方法
千葉県公立高校前期入試まで残り2週間。
受験生はもちろん、お父さんお母さんも何とも言えない不安と日々葛藤されていることでしょう。
千葉県公立入試を受験する生徒は進学研究会の「Vもぎ(具体的に言うと、県立そっくり模試)」を受けてきた人が多いと思います。
この県立そっくり模試(Vもぎ)。
受験のプロである私から見ても、かなりの精度で県立入試に似ています。
正確に言うと「本番の試験よりも、少し難しいかな~?」と感じる問題も多々あるのですが、
受験生にとっては良い練習になる模試だと思います。
どの模試でも「合格判定」は出ますが、この県立そっくり模試でも出ます。
S→A→B→C→D→Eの5段階で判定されるわけですが、S判定というのは滅多にでません。
最後の模試でS判定を取った人は、この先は読まなくても大丈夫。合格しますよ(笑)
A判定・B判定もほぼ大丈夫でしょう。県立そっくり模試は基本的に判定が厳しめに出るような仕組み
なので、B判定であっても基本的には合格できると思います。
やはり精神的にダメージが大きいのはD判定・E判定ですね。
特にE判定。
1月実施の模試でE判定だったとしたら、前期入試で合格できればミラクル!本当にすごいです!
ですが、万が一、後期入試を受験することになった場合は、受験校を変更した方が良いかもしれません。もちろん、模試が終わってから前期入試までの約1ヶ月間で学力は一気に伸びる可能性はありますが、私から見るとD判定とE判定の間にはとてもとても大きな差があるように感じるからです。
一方で、D判定。
D判定だった人は、これから前期入試までの約2週間、後期入試までの4週間で第一志望校合格をたぐり寄せることは十分に可能です。実際に私の教え子でもD判定から合格を勝ち取った生徒は多くいます。
では、今からどんな勉強をすれば良いのでしょう?
私から2つだけポイントをお伝えします。
【ポイント①】 もう一度、自分の弱点をピンポイントで確認しよう
県立そっくり模試(Vもぎ)個人成績表は、ウラ側が重要です。
各教科各問題の〇×が表になっています。その×問題の単元名・分野名を確認します。
その単元・分野こそが、あなたの「伸びしろ」です。
問題の解き直しをもう1度することはもちろんですが、理科や社会であれば知識を再インプットしておきましょう。
直前期なので焦る気持ちはわかりますが、ただ機械的に問題集を解くだけの勉強はしないようにしましょう。
【ポイント②】 中学校の教科書を読む時間を毎日つくる
「え?今さら学校の教科書~!?」と思ったアナタ。
そんなアナタには自分が想像している以上に「伸びしろ」があります。
なぜなら教科書にこそ、公立高校入試で問われる知識がたーっくさん載っているからです。
ご存知の通り、公立高校の入試問題は中学校の学習範囲=教科書から出題されます。
この教科書を執筆しているのは、その教科のスペシャリスト。
ですから、一見すると簡単なように書かれていますが、実はとても奥が深いんです。
数学の定理や法則を図入りで解説していたり、
英会話でよく使う表現をイラスト入りで説明していたり。
特に大切なのは、理科や社会の教科書です。
理科のコラムページや地理のグラフ、歴史の資料ページは必ず目を通しておきましょうね。
直前だからこそ、こういった基礎知識(と言いつつ、実は学校の教科書はかなりレベルが高いのですが…)をしっかりと確認しておくと+10点、+20点を入試本番でゲットできるはずです。
この2点が、D判定から合格をたぐりよせる勉強のポイントです。
入試が始まる1分1秒前まで自分の合格を信じて、勉強を楽しみましょう♪