社会で活躍するクセジュの卒業生【講師編】

社会で活躍するクセジュの卒業生
講師編 ❷
福田 俊輔 さん
大塚製薬株式会社
1.まずは自己紹介をお願いします。福田俊輔です。江戸川台教室の出身です。今現在大塚製薬株式会社に努めています。
クセジュでは生徒として中学2年冬〜卒業までお世話になっていました。講師としては大学入学〜卒業までの4年間、教壇に立たせて頂きました。
現在は本州最北端の青森県で寒さと雪に負けながら生活しています。7年間も青森に居るせいか、最近少しずつ標準語が喋れなくなってきました(笑)。今現在製薬会社で医薬情報担当者(MR)の仕事をしています。簡単に言えば医薬品(薬)の営業マンです。
もともと大学では理工系の学部でしたが、縁があり今の仕事をしています。なるべく目立たないように頑張っているのですが、営業の能力が急激に芽生え始め、ここ4、5年くらい営業成績が東北支部でトップです。
これもクセジュの経験あってのことだと思います。その辺の話は後半でまた詳しくお話ししようと思います。卒業生でもありクセジュ講師の経験者でもあります。今回は講師経験者としてのお話を中心にしていきます。
2.クセジュの生徒時代、講師時代の思い出を語ってください。講師時代の大学の講義と睡眠以外は全てクセジュに居たので、選ぶのも難しいのですが・・・夏期講習や冬期講習等の講習系は今でもまだ思い出に残っています。
毎日小学生の補習から中学3年生の補習まで担当しました。最後のコマにはいつも喉から血の味がしていたことを覚えています。
最もやりがいがあったのは高校の受験指導でした。本気で考えて、本気で怒って、本気で悩んで、本気でぶつかって、本気で喜んで。もの凄く充実した4年間でした。
間違え無くあの瞬間、魂が燃えていたと思います。後にも先にもあそこまで本気になれることは人生でそう何度もないような気がします。
卒業していく生徒たちから貰った手紙は全て残してあります。そういった意味では一番の印象的な瞬間は、毎年の卒業式の日かもしれません。
生徒達の良き講師であり、良き親であり、良き兄であり、良き他人でありたい。
そう思い行ってきたことが、間違っていたのか、間違っていなかったのか。私の努力は足りていたのか、足りていなかったのか。その結果が分かる日でした。3.クセジュで学習したこと、経験したことが社会に出てどう役に立っているのかについてお話しください。190717h-5237281-1508996営業職の全てが詰まっていました。◆ 人間力:生徒、保護者 顧客に対する人間関係の構築の仕方。・きちんと相手に興味を持ち、その人の背景を全て把握しようと努めること。 
・自己開示をきちんと行い、相手の警戒心を解くこと。
・その上で小さなことの積み重ねで相手と信頼関係を結ぶこと。最も大人に対して警戒心の強い、思春期の子供相手に出来るのであれば、理屈も通じ、利害関係のある営業先とは良好な関係が結べると思います。◆ 提案力:相手に興味を持ってもらい、分かりやすく、紹介(説明)を行う。まさしく日々の授業です。しかもクセジュでは担当者の采配でかなり様々のことにチャレンジできます。マニュアル通りのことしか出来ない営業マンとの差は歴然です。新入社員の段階でもプレゼンの回数の桁が3つ違います。◆ 司会力:格好良い名前が思いつきませんでした(笑)。営業職ともなれば会議や、営業先との会食や飲み会等の機会も増えます。その時に「上手く会話を回す役」とでも言えばいいですかね?生徒に的確に質問を投げ、喋るのが好きな生徒を上手く制御し、その場を一番良い空気に持っていく訓練を日々の授業の中で行っています。中堅所になって会話の中心になった時に必須のスキルだと思います。適度に話を振り、意見を求め、何か言いたそうな人を察する・・・。会合で重宝されると呼ばれることも多くなり、色々なチャンスが増えます。4.クセジュ生、さらには未来のクセジュ生に対するメッセージをお願いします。皆様は今、幸運にも恵まれた環境にいます。適当に小遣い稼ぎでやるには、凄く費用対効果が悪いです。しかし本気でやった時には君たちには一生もののスキルが与えられます。資格欄には書けませんが、一生仕事で困ることはないと思います。

今回は私が営業職なので営業職向けの話になりましたが、私の同期の講師は多方面で活躍しています。難しいことは考えなくて良いです。まずは目の前の生徒の為に精一杯頑張って下さい。

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