社員インタビュー#2 柳通 敦子
前職も教育関係の仕事をしていましたが、出産を機に退職しました。
その当時も女性の社会進出や産休や育休などの女性の職場環境については論じられていましたが、実際にそういった休暇を取得することは難しく、退職する選択を選ばざるを得ませんでした。
教育業界に対する情熱はあったので、インターネットの求人サイトに出ていたクセジュの募集広告を見て、教育方針や授業内容などを詳しく調べたところ、自分もクセジュの一員として働いてみたいと思い、ダメもとでクセジュに応募しました。
応募した時は、まだ乳児の子育て中であることも伝えましたが、快く採用してくれました。その後、子どもの成長に合わせて、授業数や勤務形態なども相談にのってもらい、現在は勤続年数十数年となります。おどろいたのは、職場の活気と子どもたちの元気さクセジュで働いてみて感じたのは、職場に活気があるということです。授業中も生徒たちが積極的に発言するので、授業にも活気が溢れていました。教える側が説明することをひたすら黙って静かに聞かなくてはならないというスタイルの塾とは全く違った楽しそうな授業の様子に驚きました。
自分が楽しみながらも、子どもたちの目線に立った仕事をする現在は小学部のHS(人文科学、国語と社会を融合させた教科)の責任者として、授業とテキスト作成などを担当しています。クセジュは集団塾ではありますが「先生が説明して生徒はひたすら聞く」という授業スタイルではないので、授業の内容を考えたり、組み立てたりすることが一番楽しく、やりがいがあります。もちろん、これは同時に一番大変なことでもあります。しかし、生徒の思考回路をどのようにして活性化させようかと工夫することは、他の塾ではなかなか味わえない楽しさがあります。そして、個々の生徒の性格や状況を把握して生徒たちのリアクションや思考パターンなども考慮に入れて予習を行います。生徒一人一人、得意なこと、苦手なこと、またその理由は十人十色で、得意伸長、苦手克服の方法もたくさんあります。集団の中で呼びかけることと、個に呼びかけることの両方のアプローチでサポートを行っています。
自分で仕事を作れることが何よりの魅力この仕事の好きなところは、やはり自分がした仕事のリアクションがすぐに得られること。目の前の子どもたちが喜んでくれたかどうかが、仕事がうまくいったかどうかの一番の判断材料になります。さらに、仕事の幅や仕事の内容を自分で作っていけることも、この職場の良さだと思っています。与えられたことをただこなすのではなく、自分で考え、その考えを形にする権限がどの社員にも与えられている職場は、なかなかないと思います。